高熱が出る仕組みとよくある病気|困ったらEKIクリニックへ
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人によって多少の差がありますが、平熱は体温が35℃~37℃未満の状況を指します。このとき発熱が37~38℃の間であれば「微熱」、38℃以上になれば「高熱」と表現します。発熱の多くは、風邪などの感染症にかかり身体のなかで免疫反応や炎症反応が起こっていることが原因となっています。
免疫反応はウイルスや細菌などの外敵から体を守ろうとする働きで、ある程度体温が高い方が反応しやすいのです。また熱中症や脱水症の場合も発熱することがあります。37℃台の微熱でも何日も熱が下がらず続く場合や、平熱に戻ってもまた微熱が出ることを繰り返す場合は、肺炎・肺結核・白血病・ガンなどの大きな病気が隠れている場合があるため速やかな受診が必要です。
高熱が出る場合には、インフルエンザなどの重い感染症や肺炎・腎臓の病気・がん・膠原病などが疑われます。脳の障害から高熱が出ている場合もあるため、やはり受診が必要です。
40℃以上の発熱があり、水分を十分摂ることができない場合や意識がもうろうとしている場合、また我慢できないほどの強い頭痛がある場合には、なるべく早く受診しましょう。
EKIクリニックには心電図やレントゲン撮影・超音波装置などの設備があり、熱の原因を早期診断することができます。その診断によって、さらに専門治療が必要だと判断された場合には、IT化されたカルテを紹介先の診療室や提携クリニックと共有することで、速やかに高度医療機関と連携して対応・治療をおこなうことが可能です。